寛容な場所であるために

あと2日。PEDE STANDの準備が大詰めとなってきました。
先週の土曜日、広場を囲っていたみどりの柵が外されて初めての週末。朝から夕方まで、準備しながら広場がどんな風に使われるのか見守っていました。
ぽつりぽつりと、若い子たちが座りはじめ、歩いていたマダムたちが休憩し、お弁当を食べる人、おやつタイムのファミリー、芝生で転がる小学生、よちよち歩きの子に、楽しそうに走り回る子どもたち、本を読む高校生、みんなとっても自由に過ごしていました。
その光景をみたときに、私が見たかった風景はこれだったんじゃないか、と。
街の真ん中で、みんながのびのびと過ごしている。最高じゃないか。もうすでに、ここにはいい風景がある。
まだお店が始まってもないのに、ジーンとしていました。
大きなヒノキのベンチは何人も腰掛けられて、外側だけでなく内側を向いて座ることもでき、それはまるで”みんなで顔を見合わせて話そうよ”と誘っているかのようなベンチです。
いたるところに排除ベンチが置かれてしまうこの時代に、懐広いベンチが豊田市にはある。それはすごいことのような気がします。駅に余白がある。まちに居場所がある。暮らしている人も、外から訪れた人も歓迎している。それがデザインとして表現されている。
どうしたら街はよくなるのか、みんなで話し合って、ひたすら取り組んできたことのひとつの提案でもある。
ここ十年以上、街の人たちや行政の人たちが一生懸命取り組んできたことが、その風景をみたときにつながった気がして、もう嬉しい。
そして、大事なのはここからで。
おそらく、居心地のいい場所というのは今後沢山の人が利用する場所でもある。そのときに、ゴミや破損やマナー違反など、おそらくさまざまな問題がでてくる。
なるべくそうならないために、みんなが気持ちよく利用できるために、ルールで縛らず、寛容さを持ちつつ、見守るのが私達の役割である。
ここでコーヒーやビールを注いだりしながら、気持ちの良い場所を守り続けるためには。これからの毎日は、きっと課題が山積みなのだけれど。それも含めて、とっても楽しみ。
明日、明後日は試飲や練習などしていますので、見かけたらお声がけください〜!よーし、がんばるぞ〜!






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