向かう先はどこなのか?

とても大好きなお客さんがいる。

いつも、考えさせられるような言葉を残してくれて、自分に問いかける時間をつくってくれる人。

そんな人が、この前来店してくれた時に放った言葉。

『どこに向かっているの?』

もちろん、現実として歩いている方向を聞かれているわけではない。お店をまた始める事で、どうなりたいのか?と言う意味だ。

はて、私はどこに向かっているのでしょう?聞き返したくなった。

コーヒーという仕事に就いて、出産、と言う踏ん切りのつくところまでやってみて、なぜ再開するのか。なんのために再開するのか。

ううむ、、自分でもわからない。

ただ一つ言えることは、この仕事が、ただ、好きだったということだ。辞めてみて、他の選択肢も体験してみて、別の生き方があるということも知って。

それでもやっぱり、この仕事をしている時間がとても好きだった。

それ以上でもそれ以下でもない。

そして、再び、そのポジションを求めてもらえるのであれば、断る理由など何もない。私に出来ることを、ただただ真剣にやるのみ、だ。

今後、向かう方向が出てくるのかもしれない。今はただ、自分が出来ることを、目の前のことを、目の前の人を日々大切にしたいという気持ちしかない。

こうして、たくさんの人と出会えること自体、私にとっては大きな宝物なのだ。

どこに向かっているのかは、はっきり言ってわからない。

けれど、向かう道のりは鼻歌交じり、と言うことだけははっきりしている。

2019年08月10日 | Posted in ブログ, 私の生き方 | | 2 Comments » 

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コメント2件

  • シゲちゃん より:

    どこにも向かっていなくても構わない。どこに向かっているの?と聞いてくる人こそ進む道がわからず迷える子羊かも?
    そういう問いかけを、めんどくさい人やなぁと思う自分は満たされているのかも。それも答えの一つかも。

    • NOZOMI より:

      シゲちゃんさん

      なるほどなるほど。
      私は逆に、自分に疑問を持ってくれる人や肯定ではない意見こそ、そこから学ぶべきものがあるような気がして、より深く思考したくなります^^
      こうしてシゲちゃんさんに意見いただくこともそうですが、考えるきっかけをもらえるものたち、すべてが好きです♪

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