5月の予定(訂正)
5月の予定です。
GWの為、若干変則的になります。
1日/2日/3日→休み
4日/5日→10時〜16時
6日→7時〜16時
7日→10時〜16時
14日は、お休みです。
【訂正】27日は保育園行事のため、9時〜13時クローズします
あとは通常通り、火水木金は7時〜16時、土は10時〜16時です。
ここのところ、本の情報を楽しみにしてくれる方や読んでいってくれる方、購入してくれる方が増えています。なんと喜ばしいことか、、。(お店のInstagramストーリーにて)
ときどき「人生を変えてくれる本はどんな本ですか?」や「日常を変化させる本はどの本ですか?」と聞かれることがあるのだけれど、はっきり言ってしまえば、そんな本はない。
本は、確かにいろんなことを教えてくれるし、学ぶことが多い。だけれど、そこに載っているのは「解」ではない。著者にとっての「解」ではあるけれど、あなたにとっての「解」ではない。
本があなたを変えてくれるわけじゃない。あなたを変えられるのは、自分自身だけだ。
ただ、本は、答えを教えてはくれないけれど、考える手がかりは教えてくれる。
自分という枠は、一人では形を把握することはできないけれど「他の何か」と触れ合ったとき、初めて自分の輪郭を知ることが出来る。自分とは別の考え方に触れたとき、初めて自分の考え方に意識が向く。
どの言葉に共感したのか、どの文章に違和感を得たのか、どのフレーズに胸を打たれたのか、など。それを読んで、どう思ったのか。それこそが得るものである。
自分と著者との差異を確認する、自分を省みることで世界との境界線を認識する。
それは、はっきり言ってしまえば、本でなくてもいい。誰かと話すこと、考えを知ることでも「他の何か」に触れることはできる。だけれど、相手が人間である場合「差異」を感じたときに冷静に話を進めることが難しい。自分の輪郭を知ることは、時に傷付くこともあれば耳の痛いこともある。そこを不用意に触れられれば冷静ではいられなくなり、自分に対する憤りは、相手に対する怒りへと変貌する。
本音でぶつかれる相手がいれば、それはそれでいい。むしろ、そのほうがいいかもしれない。痛みを伴いながら関係の構築をしていくのも、また良きである。
それに比べ、本は、ひとりっきりで、冷静に自分に向き合う行為である。やはり、耳の痛いこともあるし、苦しいこともある。だけれど、それがたった一人の自分に向けられた言葉ではない、ということがやや傷をマイルドにしてくれる(気がする)それに、嫌になったら目を閉じて、本をパタンと閉じればいい。向き合いたくなったら、また開けばいい。自分の歩調に合わせてくれるのが、本のいいところでもある。
本を外側のものと定義して、何かを引っ張ってくるのではなく、本が語りかけてくる言葉に対して自分を省みる。
そんな読み方もまた、おすすめです。
5月もよろしくお願いいたします。
カレンダーの「赤いところ」wも営業助かります
ありがとうございます
自分を変えられるのは自分自身だけ
解ってはいるのですが、これがまた難しい
「心配事の9割は起こらない」、「繊細さん(HPS)のための本」は自分を知る事で生きる事が少し楽になりました
本には癒やしの効果もあるみたいです
人生を豊かにしてくれるものには映画、音楽、読書、珈琲などありますが、読書だけは「自分ひとりだけの特別な時間」感がありますね
私はそれ程本を読まないのですが、嫁さんは本が大好きで、二人で出掛ける時や登山にも持って行きますね
2冊、3冊を掛け持ちで読んだりしてますが、これは私には無理ですʬʬ
読書とは何か、という本の表紙に 本を読む、それは「狩り」だ。と書かれている
とても面白い表現だ
本から得た知識をどう解体し、みずからの血肉にとりこんでゆくのか?…なるほど、本の読み方の本みたい
この本を読んだら読書好きになれるだろうか?
ひと狩りいっとく?