6月の予定

6月の予定です。

いつも通り、火水木金は7時ー16時、土曜日は10時ー16時です。

よろしくお願いいたします。

子どもが縄跳びにはまり、毎日せっせと縄跳びをしています。

1週間前には3回しかできなかった前跳びが、次の日には10回できるようになり、その次の日には30回できるようになり、後跳びも、あや跳びも続けて跳べるようになり、著しい成長にびっくりします。

「なんで出来ないんだ!」「俺なら出来るはずだ!」「いつか絶対二重跳びしてやる!!!」と、ものすごい剣幕で自分を鼓舞しながら、何度も何度もチャレンジしているのを見て、大事なことを思い出させてくれる気がします。

一生懸命やるあまり、出来なさに泣けてきてしまい”縄が悪い!もっといい縄跳び買ってくれ!”という結論になる日もあり、、(苦笑)

いやいやいや、と笑ってしまいそうになるけれど、これって、大人の私達もついついそういう思考回路になってしまう時があるなあ、と。

環境が悪い、機械が悪い、材料が悪い、相手が悪い、etc

それは、自分の不足を認めない言葉であり、同時に自分の自尊心を守る言葉でもあるのかもしれない。

自分の自尊心を守るための言葉であれば、それはその時のその人にとって必要な言葉であるのかもしれない。その言葉がなければ潰れてしまうのであれば、それはお守りのような”特効薬”のような言葉なのかもしれない。

習得するのに時間がかかる技術は、最初から出来なくて当たり前。すぐに出来る、と思ってしまうのは、そのことについてまだ知らない、というだけ。知ったら知っただけ、果てしなく遠い道のりでゴールなんてないんじゃないかと思うほど向こう側に設定されている、ということだけが分かる。

そのことに、何百回、何千回も向き合ってから、身体が悲鳴を上げるほどやってみてから、時間のすべてを注ぎ込むほどのめり込んでから、嘆いても遅くはない。

「出来なかった」「合わなかった」「辞めてしまった」という経験の連続で、”自分には何も出来ない”と思ってしまう人もいるけれど、たぶん疑うのはそこじゃない。向き合うのは、もっと手前。

そもそも”なんでそれをやろうとおもったのか?”それは、誰かの、何かの、世間の価値観に触発された動機ではなかったか?心から切望していたことなのか?それを習得して何をしたかったのか?

自分の持っていないものを手にしたら、今より幸せになる、というのは幻想だ。

幸せっていう目的地があるわけじゃない。むしろ、いま浴びている陽差しの存在に気がつくこと。今与えられているものの存在に気がつくこと。

幻想を掴もうとするために、必死で手を伸ばすうちに、いろんな”武器”を手に入れることは、決して悪くない。その過程で、もう手にしているものの尊さに気がつくこともきっとある。


そんなこんなで、6月も頑張っていきましょう◎よろしくお願いいたします。

2024年05月27日 | Posted in ブログ, 毎月の営業日 | | 2 Comments » 

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コメント2件

  • 松島 馨 より:

    縄跳び、めっちゃ頑張っているのですね
    跳べる回数が増えて楽しくて仕方ない→行き詰まり跳べなくなり縄跳び本体の性能を疑う
    負けず嫌いな感じがよく出てる気がしますʬ
    二重跳びレベルまで行くと縄跳び本体の性能も必要かもしれませんね
    「けん玉」なんかもやってみるとハマるかも?

    幸せとは手に入れるものではなく、幸せだと気付ける事なのかもしれませんね

    • NOZOMI より:

      松島さん

      今のところ一生懸命やっている模様です。
      悔しい!っていう感情が存分に出ていて、人間らしくていいなあ、、と思いながら眺めています^^

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