3月の予定
3月の予定です。
《STREET/駅前》
火水木金 7時ー16時
土・祝 10時ー16時
※日月休み

《ROJI/樹木荘》
水木金土日 10時ー17時
※月火休み

いつも通りの感じです。
「え?カフェ、、ですよね、、?」
ROJIに入ってきてくれた方が、ひとことめに発したその言葉で、私の一日はとっても楽しい日になった。
わかる、わかる、わかりますよその気持ち。たしかにROJIは”カフェである”とは言いづらいお店構えをしている。
じゃあ、コーヒースタンドなのか?といわれると、それもしっくりこない。本屋である、とは到底いえず、そもそも、樹木荘自体が”何者である”とは断定しにくい、と自分たちですら思っている。
そして、それをおもしろがっている。
ROJIは、コミュニティを目指していない。人とのつながりを作って、共同していくようなイメージではない。どちらかといえば、”繋がり”につかれてしまったときに、他者との繋がりを断つことで、自己とつながりなおすことをイメージしている。
自己とつながりなおすことは、他者と繋がっているときには聞こえない声を聴くこと。ひとりでしか見えてこないものをみること。それは、自然(地球)とつながることでもある。
言葉ではない声を聴き、刹那的なものを見つめることでもある。
他者と繋がりを断つことは、逆説的にいえばすべてとつながることでもある。
2人席、テーブル席、などは基本的にはなく、食事の用意もスイーツの用意もない。なんなら駐車場もないし、ROJIの天井には電気もない。
目を瞑ってコーヒーを嗜む、だけの場所。そこには、己と時だけがある。
ここにはなんにもないけれど、ないもの以外すべてある。そういう場所。
ROJIをつくって本当に良かったな、と思う。なぜなら、この先、これからもきっと「疲れてしまう人」が増えていくと予想できるから。
この社会に、疲れてしまった人。人間関係に、疲れてしまった人。大きなシステムに、疲れてしまった人。漠然と息苦しさを感じる人。窮屈さを感じる人。
ほんの少しの時間、過多になったつながりを絶ち、呼吸を整えるように。
個人的には、スマホを一時お預かりできるようなサービスも、とってもいいなと思っていて。(スマホやSNSというバーチャルは嫌でも社会との繋がりを強調してくる)これはまだまだ思案中。
カフェかといわれると、カフェではないかもしれない。
ただ、ここは、人が人として居ていい場所です、とだけ。それだけで十分なのかもしれない。
ROJI COFFEE&BOOKSにはコーヒーと本があればいい
寒かったり、暑かったり、雨音をたのしんだり…
生きている事を実感する場所でもあるのかな