空を見上げる

言葉がみつからないとき、とっても苦しい。
もやもやとした絵はみえていて、このような風景をみたいなあと頭の中にはあったとして。
それを誰かに伝えようとするとき、共有したいとき、そこには言葉という輪郭が必要で、その的確な言葉がなかなか降りてこなくて、絞り出そうとしているとき、とっても苦しい。
もっといい言葉があるはず、もっと適切な、わかりやすく、簡潔で、誰もがすっと馴染めるような言葉、、などとあーでもない、こーでもない、と考えているとき、気分はまったく晴れない。クラウディーである。
きっと、そのことだけを一生懸命考えているときより、他のことをしてリラックス状態になっている脳のほうがこういうときにはいいはず、ということはわかっているのだけれど、それでも頭の片隅から離れなくて、片っ端からそれに関連しそうな本を読み、言葉を探し、ネット記事を読み漁り、そういうときに諦めの境地でたどり着く本はだいたい福岡伸一だったりする。
自然の摂理の中にこたえがあるような気がする。本は直接的には答えてくれないけど、ヒントをくれることがある。
”外で寝転んでコーヒーとかビールとか飲める場所をつくりたいなあ”と呟いたら、樹木荘のお客さんが「いいね!」と、みんなで大の字で寝転んでいた。最高だ。
そういうこと、なんだよなあ。
明日はちょっと空でも見上げてみよう。いつもより、多めに見上げてみようと思う。
歌や映画の感想や、辛い人が話してくれたことに対する返答を本当にそれで合ってたかな?
もっと良い言葉で伝えられなかったかな?
って思うことはよくある
でも考え過ぎちゃうと他の事に集中出来なくなっちゃうから考え過ぎないようにしたい
ぼ〜っと空を見上げるのは考え過ぎを防ぐのにも良さそうね
夜に星空を眺めるのも「考える事を忘れる」のに良さそうだ