心境の変化を留めるための駄文
来週か、再来週、取材してもらうことになりました。
こういう時、今後何をしたいか・今何を思っているのか、などを赤裸々に話させていただくのですが、自分の中でもよくわかっていない時は取材の前に一度文章にして、自分の気持ちを客観視して整理するという方法を取っています。
今回は、その整理のためのブログなので、まとまらない駄文になるかと思いますが、今の心境を綴ってみようと思います。
「心境の変化」というのは、以前の移動販売の時と比較して「仕事に対しての気持ち」の変化、です。
以前は「やりたいことを全部やりたい!」「人生は1回しかない!」「好きなことで人生を埋め尽くしたい!」みたいな、熱々の鉄板みたいなハートだったのですが、今は以前よりも冷静に自然にコーヒー屋さんで居るような感じです。
もちろん、この仕事が大好きだというのはあります。
が、自分が選択したい!しなければならない!という気持ちよりは、
社会の中の役割として、自分の持っているもの・社会にとって私が提供できるものの一つとして、今ここに居させてもらっているような気持ちです。
なので、お店に立っていることはごくごく自然の行為のように感じています。(もちろん、それを支えてくれる家族や周りの方のおかげだということは重々肝に銘じております。)
好きとか嫌い、の、向こう側みたいなことを初めて体感しています。
そして「やりたいことは、やったほうがいい」という気持ちは健在ですが、「やらなくたって、いい」という選択をしてもいいのかもしれない、と思います。おそらく、その役割が来た時には、自然にそういう流れなっている。だから、心配しなくてもいい。そんな、おおらかな生き方もいいのかもしれない。
コーヒーを淹れることは、やはり楽しいです。知れば知るほど奥深く、愛おしい気持ちになります。そして、それを目の前のお客様にお渡しできる喜びは、何にも変えられない至福です。
「美味しかったよ!」の一言で、心の中が’あったかくなります。
コーヒーという最高のフックを用いて、ひらいている場所の運営(パブリック空間の管理)に携わらせていただくことを心から嬉しく思います。
「街」というものに対して、私に出来ること。
「社会」に対して、私に出来ること。
決して多くはないけれど、一つ一つ着実に進んでいけたらいいなあと思います。
今、自分がするべきこと(運営させてもらっているスペースのデザインを考察したり、ハード面ソフト面ともにより心地よい空間にするための工夫。また、街に対しての愛着を深くするためのきっかけになるようなお店づくり。コーヒーの勉強、本の勉強、SNSでの発信など。)の1000分の1も出来ていないような状況で、もどかしさも抱えています。
だけれど、大切なものを大切にしながら、気張らずにやっていこうと思います。
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