方向だけは見据えておく
先週は、朝の営業開始と試験的な土曜営業(4歳児とともに)でいつもと違う1週間でした。
これまで週4日営業を貫いてきたのに、どうしたの!?急にやる気出てきたの!?と、何人かの人にはツッコんでいただきました。ただ、急にやる気が出てきた、というとかなり語弊があり。
正確には「やりたかったけれど、物理的に不可能だったこと」が、「やりたかったことが、出来る可能性が出てきた」ということ。物理的に諦めてはいたけれど、出来るのであればやりたいと思っていたこと。それが出来る状況って本当にありがたいこと。
子連れでのお試し営業は、当然のように完璧にはやれず、バタバタしてしまいました。(なんせ4歳児が永遠と走り回っている)空間自体も騒がしくなってしまったりして、ベストな「お店」とはいい難い。これでいいのかなあ、、と思う反面「そもそもわたしは完璧なお店を目指してはいないのではないか?」とも。
どこに重きを置くのか、といえば「完璧な良いお店」より「街に対してひらかれた場所」だ。街に灯るあかりの1つとして。人の温度が感じられる場所の1つとして。
そのためには、出来る限り「ひらいている状態」であることが望ましい。
「お店として素晴らしい」ことよりも「街で暮らす人にとって有益な場所」であることの優先度が高い。
「街に対してひらかれた場所」は、いわば街の中の交差点のような場所。一方通行ではなく、人と人が交差するような場所。(そう考えると、4歳児の彼は自然に人と人をつなげてくれる気もしてくる。)
もし完璧じゃない場所でも許容されるのであれば、今後もときどき土曜や祝日の営業もしていきたいと思っている次第。
いままでもそうなのだけれど、わたしは自分からガンガン変化や成長を求めているわけじゃない。ただ、行きたい方向だけは目をそらさずじっと見つめている。無理やり登っていくのではなく、自分の見据えた方向にゆっくり歩いている。
だから、いつだって時間がかかる。ゆっくり、ゆっくり、遅すぎるペースかもしれない。だからといって、早く到達点に急ごうとはしない。急いで、すっ飛ばして進むことは、どこかに無理が生じる。
ゆっくり、ゆっくり、その都度の風景を感じながらすすむほうが性に合っている。そんな気がする。
今週は、火水木の7:00〜16:00(金曜土曜はお休み)です。今週も頑張りましょ◎
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