お外コーヒーとクリーンカップ

どのコーヒーにしようかな?

今日は、コーヒー豆やさんに打ち合わせに行ってきました。

ここのコーヒーを初めて飲んだ時、クリーンカップ(コーヒーの透明度・クリアさ)に衝撃をうけました。

なんてキレイなコーヒーなのだろう。

細かく挽いて、高温で抽出してくれたのにもかかわらず、雑味がどこにも見当たらない。当時の私のコーヒーの概念から外れた、試飲用のその一口。今思えば、スペシャリティとの出会いってこの一口だったのかもしれません。それまでも、何度もスペシャリティコーヒーと名のつくものは飲んでいたはずだったのですが、体感として感じたのは初めてでした。

お外でコーヒーを販売する場合、コーヒーの透明度が大切だということを前回の移動カフェでひしひしと感じました。

雑味が多いコーヒーだと、なるべく雑味を出さないようにしようとすると、どうしても抽出温度を下げることになります。そうすると、例えば『ホットコーヒーのおいしい季節』に提供する場合、お客さんの手に渡る時には「ぬるい」と感じてしまうことがあります。(外気温が低いと、ドリップしたりカップに移したりする間にガンガン温度は下がります。室内ならいいのですが。)

寒い中、指先をキンキンに冷やしながら、来てくれたお客さん。体の芯を暖めるコーヒーは、出来るかぎり『あったかい』温度でお渡ししたい。そして、それはもちろん『美味しいコーヒ』でなければならない。

もし、次回コーヒー屋さんをはじめる時にはここ豆を使いたい、と5年くらい前から決めていました。(はじめる計画なんてまったくないのにもかかわらず。笑)

そんなコーヒーショップで仕入れることが出来る日が来たということに、自分でも驚いています。

人生って何が起こるかわからないものです。

2019年06月27日 | Posted in お店のこと, ブログ | | No Comments » 

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