消費税に関するお知らせ

10月となりました。

STREETCOFFEE&BOOKSでは、これまで通り内税表示させていただいております。

たとえば、コーヒーをテイクアウトする場合は、

本体価格 371円×8%で400円

飲んでいく場合は、

本体価格364円×10%で400円となります。

書籍は一律10%となります。

「持って行こうと思ったけど、少しだけここで飲みたい気になった。」

「ここで飲むつもりだったけど、すぐに帰らなくてはいけなくなった。」

などなど。

コーヒーくらい好きな時に好きな場所で飲みたい、飲んでもらいたい。その時の気分や外的要因を考慮して選択したい、選択したことを変更することに気兼ねしたくない、と思うのは私だけではないのでは。

軽減税率に伴い、店舗前の椅子を撤去せざるおえなくなったり「待つための椅子なので、ここで食べないでください」という張り紙を見るたびに、心が痛みます。ほんとは、店舗側だってこんなこと言いたくないはず。むしろ、その場で食べてもらったり、お客さんの「美味しい表情」をみることは、至福と言う対価なのではないでしょうか。

ただ、どうしても、テイクアウトとイートインの区分けを管理することが困難なのだということが容易に想像が出来ます。

消費税ひとつで、人の居場所を奪うことも出来るのだな~と今回実感しております。

小さなことかもしれないけれど、国全体で見た場合、そこの雰囲気やひとりひとりの心の中で思うことを足し算した場合、それは小さいことでは無いような気がします。

こういった小さな違和感を諦めてしまった結果が、街の居心地の悪さや居場所のなさにつながるのではないかと感じています。

当店はとくに9月までと変わりませんが、今月もよろしくお願いいたします。

2019年10月02日 | Posted in お店のこと, ブログ, メニューのこと | | 2 Comments » 

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コメント2件

  • 伊藤亜紀子 より:

    のんちゃん、こんばんは。
    飲食店には色々厄介ですね…。
    私、心地良い時間のためなら、2%くらい出しますけどね〜。

    ともあれ。
    今後も、常連には遠い頻度で、お邪魔します〜

    • NOZOMI より:

      伊藤亜紀子さん

      うんうん、おそらくお客さんはおそらく2%は気持ちよく払ってくれると思うのです。
      ただ、問題は、選択をお店側に把握させる必要があることかな、と。
      それって、「今、この瞬間に」したい選択と違っちゃうことがあるんじゃないかなって。

      「流動的に発生する選択の自由」に欠けるような制度を作ることは、消費者のための軽減税率といいながらも
      結果的に消費者のためにはなっていないよね、と。

      あぁ、すみません、ついつい、考え過ぎの癖が、、、笑

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