2019−2020
年末になると「今年はどんな年だったか?」と、1年を思い返すことにしている。
例年に習い、どんな1年だったのかを振り返ってみようと思ったのだけれど、一向に言葉が出てこない。
何もしていないようで「なにか」はしているし、そんなに変化がない1年だったわけでもないのだけれど、とにかく思い出せない。
何かを決意したり、自分で選択したというよりは、流れるような川の流れに乗っかってみた、という感じだからかもしれない。
自分が行きたい方向を目指して必死になって漕いでいる湖のボートではなく、大きなS字を描きながらゆっくりと漂っているイカダ。
するべきことも、したいことも山ほどあるのにもかかわらず、あと数年は自分に対して「Stay」をかけるだろう。「ぬるま湯に浸かっている自分」を認識した上で、ぬるま湯に浸かり続ける選択をすることは、楽なようで精神的には楽ではないのかもしれない。
どちらかと言えば『全力で突き進んでいる状態』が1番楽だ。疑問が湧いてくる余地も与えないほどの勢いは、猛スピードの自転車の軸ように安定している。ゆっくりゆっくり自転車を漕ぐよりもずいぶん楽だ。(大転倒する可能性もあるけれど)
ただ、生活と仕事の比重を考慮した場合、現在の最適解は、今この状態にある気がする。子どもも、旦那さんも、誰も泣いていない。もちろん私も、お客さんも。
その間に温存して、温めておかなければならないことがたくさんある。
来年はきっと、そんな年になる。
2020年は、温める1年。(なんだかぬくぬくしていそうで、心地よさそう)
あなたにとって、2019年はどんな年だったでしょうか。
ずっとずっとお世話になっている方も、今年になって出会った方も、これから出会うかもしれない方も。みなさんにとって、心地の良い年になりますよう願っております。
明けましておめでとうございます
昨年は「心地の良い時間」をありがとうございました
おかげで素敵な年になりましたよ
川の流れに身を任せたり、ぬるま湯にどっぷり浸かっ
てみるのも良いのではないでしょうか
30年くらい前のショーン・コネリーの出てたウイス
キーのCMでの台詞
「時は流れない。それは積み重なる。」
この台詞、好きなんですよね
過去を取り戻すことは決して出来ない しかし過去は
ただ彼方へ流れ去り儚く消え去るだけのものではな
く、過去に味わった喜びと悲しみ、苦悩と幸福、歓喜
と怒り、そして出会った人々、彼らへの友情、嫌悪、
愛、憎しみ、尊敬、軽蔑、その全ての結果として今の
自分が存在する。今まで生きてきた「時」の積み重ね
として今の自分があるのだ。
こんな解釈らしいです…たぶん(笑)
今の自分に新しい自分を積み重ねて…素敵な歳のとり
方をしたいものですね