珈琲を聴く
来週の14日の月曜日、豊川のtocotocoさんというコワーキングスペースでコーヒーを淹れることになりました。
お店でも、家でもない場所でコーヒーを提供するのは久しぶりで、けっこうドキドキしています。(忘れ物しないかな、とか心配になっちゃうタイプ)
今回は「イベント!」というよなイベントではなく、「コーヒーの音に耳を傾ける」というかなりマニアックな内容になっています。「需要ある?」と思ってしまうような、変態的なやつです。
2階でコーヒーの音の採取を、1階ではコーヒーを販売しながらそのドリップ音をマイクで拾って静寂ライブのような臨場感で提供予定です。つまり「わいわい賑わう」でもなく「交流する」でもなく、「傾聴する」ような空気感になる予定です。私的には、猛烈にときめく内容。(なんせ根が暗いもので、、)
無名コーヒーのマミちゃんと、ジーナコーヒーちゃんと3人で「淹れ手」として提供予定です。
そんな風にコーヒーの音を取り上げてもらうことも無かったので、今回企画してくれたアーリーグッドの有吉さんには本当に声を大にしてお礼を言いたい!!!!
コーヒーの音を採取したいなあ、、と密かにここ1年くらい思っていたのだけれど、たいてい「え?」と一蹴されてしまうようなことで(そりゃあ、絵面が地味すぎるもんな)でも、シンっと静まり返った中でポタ、ポタ、ポタと滴るドリップの音って心地よい以外の何者でもなく。そーっと耳を傾けていると、まるで自分と珈琲の境界線がぼやけていくような、違う世界にトリップしているような、現実の世界と異空間を彷徨うような、そんな感覚になる。話しながら淹れるなごやかな1杯ももちろん良しなのだけれど、ドキドキするような緊張感のある空気の中で淹れる1杯もまた良し。
同じ豆を使っても、同じ道具を使っても、同じレシピにしてみても、コーヒーは毎回同じにはならない。それを取り巻く情景や時間が混ざり込んで、その1杯でしか味わえないコーヒーになる。
だから、1杯1杯が愛おしいのかもしれません。
はっきり言ってしまうと、コーヒーのライブなんてやったこともなければ、見たこともなく。本当に良さを伝えられるのか、その役割を担う一人として私が提供してもいいのか、なんてことも思ったりするのですが、やったことなくて分からないからこそ、本気で楽しもう思います。
もしかしたら、思った感じにならなくてコケるかもしれません。そうなったらそうなったで、一緒に笑いましょう\(^o^)/
2階で採取したコーヒーの音は、編集して後日発信予定だそうです。楽しみです。頑張ります!
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コメント4件
今日もありがとうございました!
インスタも拝見しましたが、スゴくシュールで斬新な企画ですね。当日は行けそうだったら伺いますね〜(笑)行かないフラグかもしれませんが(笑)
一時期インスタでコーヒーの音あげてたよね。
あれ結構好きよ☆
毎朝みんなが寝てる時間に
静寂の中、ハンドミルで豆挽いて、
コーヒーを淹れてるから、その変態感分かるなぁ。
きっと楽しい企画になるの間違いなし!
楽しんで来てね。