たぶん 彼女は 豆を挽く/庄野雄治
たぶん 彼女は 豆を挽く 庄野雄治
徳島県のコーヒー屋「aalto coffee」の庄野さんの本。
コーヒの本と言うと、専門書的なものや難しいものが多い中、読み物として楽しめるコーヒーの本。
コーヒーの淹れ方だけではなく、コーヒーで生計を立てるといこと、コーヒーに向き合うということ、開店当初の苦難、などなど今現在に至るまでのことが赤裸々に書かれている。(とはいえ、発売は2010年)
______以下、引用______
小さな机の上で、コポコポと音を立て蒸気を出しながら落ちていく、琥珀色のコーヒーをずっと眺めていた。寒い冬の静かな夜に響くコーヒーが落ちる音と、今まで体験したのことのなかった香ばしい香り。ここから、私のコーヒー生活が始まった。
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今、何かを始めようかと思っている人の背中をそっと押してくれるような本。
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